インドの優等列車といえばShatabuti expressやRajdhani expressかと思っていたのですが、DURONT EXPも速達型の長距離優等列車の様です。DURONTO EXPは今回初乗車です。

このSMBV DURONT EXPは週5日の運転で、Bengaluruまでの1931kmを29時間10分で走ります。新幹線の東京ー広島の往復より少し長い距離ですね。1等寝台は6685ルピー(約12000円)、2等寝台5345ルピー、2等座席795ルピー。

20両近くの長い編成。

AC First Class。2名と4名のコンパートメントが並びます。

今回の乗車は2名コンパートメントの上段。同室者はベンガルールに帰省するという、紳士的なインド人男性でした。ほぼ定刻通りの出発。

上段にも充電の電源があります。

コルカタ郊外を走ります。

Ixygoのアプリでは各列車の運航状況をリアルタイムで確認出来て、1分単位で遅れが表示されます。アプリを見ていると、1~3分程度遅れて走行する区間もありましたが、概ね定刻運転です。追い抜く列車やすれ違う列車の運行も確認しますが、概ね定刻で中には予定時刻より10分以上も早く走っている列車もあります。

コルカタを出て1時間くらいで食堂車の係員が食事の注文を取りに来ます。1等寝台は食事は運賃に含まれているので、vegitalianかnon vegかのみを確認されます。non vegで注文。更に1時間くらいで食事が運ばれてきます。

鶏のカレーとジャガイモのカレー、(多分)チャパティーとヨーグルト。見た目よりも量は多かったです。同室のインド人と自己紹介を兼ねた会話をしながら食べます。

食事が終わり、上段ベットに戻ります。横になって明日のベンガルールからバンコクへの航空券を調べながら、Ixygoのアプリを見ていると、明日のダージリンヒマラヤ鉄道のチケットがCNF(予約確定)になっています

ここで選択肢は2つ。このままベンガルールまで行くか、可能であればダージリンヒマラヤ鉄道に向かうか。折角の1等寝台は勿体ないのですが、可能ならダージリンヒマラヤ鉄道に乗りたい。そのためには本日中にコルカタに戻って、明日の朝イチの飛行機でBagdograに行く必要があります。

SMBV DURONT EXPはハウラー駅を出ると6時間近くノンストップで走ります。次の停車駅はBhubaneswarで、定刻通りに走ればあと2時間程度で着く予定です。Bhubaneswarと聞いてもピンとこないのですが、6時間かけて最初に停まる駅なので、それなりの街なのだろうと思って調べてみると、オリッサ州の州都で人口は100万人以上あるようです。

この規模の街なら本日中にコルカタまで飛行機で戻れるのではないかとExpediaでチェックしたところ、最終便には十分間に合いそうです。

ということで同室のインド人に別れを告げて、名残惜しいのですがBubaneswarでSMBV DURONT EXPを下車します。